『お見合い相手はうちのボス』作品概要
『お見合い相手はうちのボス』(漫画:NARAKさん、脚色: Egomaさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで連載していましたが、完結しました。韓国の小説(作者:Haehwaさん)が原作となっています。韓国ではドラマ化されました。単行本はフロースコミックより1巻が既刊、以降の刊行予定は未定です。
『お見合い相手はうちのボス』あらすじ
ごく普通の会社員である主人公シン・ユナが、友人のペ・スアの身代わりとして、自分の会社の社長であるカン・ジフとお見合いをすることになります。
最初はお見合いを破綻させるために、あの手この手で社長に嫌われるよう振る舞うのですが、お見合いなどというものに時間を無駄にしたくないという社長の超合理主義に巻き込まれて、まさかの求婚をされてしまいます。
しかも、その社長はかなりのイケメンですが、仕事人間、冷徹完璧主義で有名な人物。嘘をついてお見合いをしていたと知れたらクビになってしまう、絶対に社長にバレてはいけない! そんなハラハラの中、少しずつ二人の間に関係の変化があらわれ、色々な人を巻き込みながら社内恋愛が始まっていきます。果たして二人は社内恋愛、身分格差を乗り越えて結ばれるのでしょうか。
『お見合い相手はうちのボス』 登場人物紹介
シン・ユナ
平凡なチキン店の娘として昔から苦労が多い人生でしたが、持ち前の明るい性格でどんな逆境も乗り越えてきました。
そんな彼女には財閥の娘である友人ペ・スアがいます。スアが政略結婚を嫌がるので、代わりとして報酬をもらいお見合いを潰しにいくのですが、そこで出会った社長に翻弄されて仕事でもプライベートでも振り回されてしまいます。
しかし、彼女の前向きで素直なキャラクターは周りの人を笑顔にしたり勇気づけるのです。そんな中に社長であるカン・ジフもいてどんどん彼女に惹かれていきます。
ごく普通の社員と財閥の御曹司のギャップがとてもコミカルに描かれていますが、どんな相手にも屈さず平等に自分をさらけ出せる素敵な女性です。
カン・ジフ
社長であるカン・ジフは超合理主義で、仕事でミスをする社員を平気でクビにする冷徹人間です。社内でも恐れられる彼の人柄ですが、それには訳があることや、主人公シン・ユナに対する優しさや愛情が分かってくると、180度見方が変わってとても愛溢れる人間性が見られます。
いつもクールに決めてバリバリの仕事人間が、恋愛に翻弄される姿にドキドキしてしまいます。
本当は祖父、友人、恋人思いのとってもハートウォーミングな心の持ち主です。
ペ・スア
主人公の友人で、いつもユナをそばで見守り支えている心強い存在です。一般人のユナにも分け隔てなく接する、令嬢とは思えないスアのざっくばらんな性格で、親から独立しようとする強くたくましい女性です。
政略結婚を嫌い、友人を身代わりとしてお見合いを回避しようとする一方で、運命の出会いを待っている可愛らしい所もあります。
社長の秘書であるキム・ジュンと、お互い一目惚れで恋に落ちる姿もキュートです。
キム・ジュン
社長カン・ジフの秘書として、公私共に社長を支えています。
彼は孤児として色々と苦労をしてきました。そんな中会長に拾われて、ジフと共に大きくなっていきます。兄弟同然のジフに、仕事でも恋愛でも心優しくアドバイスする優しい心の持ち主です。
パク・ミヌ
主人公が7年間も片思いを続けた心優しいイケメンです。
しかし、7年間も友達の片思いに気づかない超鈍感男で、気づいたときにはユナにはもう完璧男のジフがいて、焦ってしまうところが少し可愛かったりします。
『お見合い相手はうちのボス』 イチオシポイント!
主人公シン・ユナの表情豊かなコミカルなシーンが多くとても楽しく読めます。
お見合いでジフに嫌われようとファムファタールを演じる姿は面白く、その後も色々な場面でジフにツッコミをいれる姿が最高です。大人しく可愛い主人公にはおさまらず、等身大の飾らない彼女の性格が見えるシーンがたくさんあるので読んでいて共感出来ます。
中でも二人が初めての夜を迎える時にはやっと結ばれたと喜ぶ読者が多いと思います。甘くて優しい素敵なシーンです。
『お見合い相手はうちのボス』 ここに注目!
ごく普通の一般社員である主人公がひょんなことから社長とお見合いし、そこからシンデレラストーリーを歩む王道ラブストーリーなのですが、その中に笑いがあったり色々な人達の苦労や葛藤が見える作品です。
ドS俺様男のジフとユナの恋愛の駆け引きにドキドキしたり、ジュンとスアの関係にやきもきしたりと恋愛要素も抜群なので、恋がしたい人にはおすすめの作品です。財閥や政略結婚など日本の漫画とは少し違ったテイストで非日常を楽しめます。
ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!