【韓国同世界転生漫画】『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』あらすじ・キャラ・見どころ紹介!※ネタバレ含む

『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』作品概要

 『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』(作画:ALLYNさん → 柚子ゆさん、脚色:W(REDICE STUDIO)さん)は無料マンガアプリ・ピッコマで月曜日に連載中(2022年10月現在)です。韓国の小説(作者:リサベルさん)が原作となっています。単行本はカラフルハピネスより4巻が既刊、5巻は2023年6月に発売予定です。

『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』あらすじ

 フィルベルン男爵家の三姉妹、ローズ、デイジー、ジャスミン。ローズは美しく求婚者が絶えず、末娘のジャスミンはまだ幼いながらも、大きな黒い眼がチャームポイントで、将来美人になるだろうと評判でした。対して真ん中のデイジーは地味で、暗い女。そして父親は借金にあえぐ名前ばかりの貴族だとも有名なのでした。

 あるとき、父親がカジノでエッセル侯爵から莫大な借金をこしらえ、三姉妹は家を出ることになります。姉はうまく男にとりいり、嫁ぐことになりますが、妹たちとは縁を切ってしまいます。まだ幼い妹の面倒を見るために、デイジーはお針子の仕事をしてなんとか生計を立てますが、婚約者のいる男(アレン)に弄ばれ、その婚約者に殺されてしまうのでした。

 気づくとデイジーは、父親がエッセル侯爵から借金を拵えたその日に回生していました。デイジーは二度とみじめな思いをしないよう、と一度目の記憶をたよりにエッセル侯爵(キリアン)に契約結婚をもちかけるのでした。

『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』 登場人物紹介

デイジー・フィルベルン

 フィルベルン男爵家次女。デイジー(バラやジャスミンと比べて地味な花)という名前通りの平凡で冴えない容姿。自分に自信がなく、いつもおどおどしています。

 1度目の人生では婚約者のいる男に騙され、みじめな最期を迎えます。回生後は1度目の人生の記憶をもとにキリアンに契約をもちかけ、キリアン侯爵が公爵の地位を継げるように尽力します。

 回生後はだんだんと自分に自信をつけ、キリアンのおかげもあり、着飾り化粧も覚え、どんどん綺麗になっていきます。プレゼン能力や人心掌握術に長けていき、キリアンからも認められるようになります。

 地味な自分とは違い、綺麗で男たちにちやほやされる姉のローズがコンプレックスでしたが、自分に自信がついてからはローズにも負けないようになっていきます。

キリアン・ド・エッセル

 容姿端麗だが冷血漢。街一番のカジノのオーナー。今は侯爵ですが、より地位の高い祖父の公爵の地位を継ぎたがっています。

 「妻帯していないものには、公爵の地位を継がせない」と祖父が遺言書を遺すことを1度目の人生で知っているデイジーから、契約結婚をもちかけられ承諾します。

 最初はデイジーを疑っていましたが、契約を結んでからはデイジーに宝石を贈ったりドレスを贈ったり、しっかり婚約者として扱うようになります。どんどん綺麗になり、才能を花開かせていくデイジーに、だんだんと心惹かれていきます。

ローズ・フィルベルン

 デイジーの姉。美人で心優しいと評判だが、腹黒い。

 1度目の人生では、男爵家を差し押さえられたあと、自分だけまんまと結婚し、妹たちは突き放します。2度目の人生では、キリアンの婚約者になったデイジーを陥れようと画策しますが、上手くいかず焦ります。

 おどおどして父親の言いなりだった死んだ母親を嫌っていて、デイジーがその母に似ていることから、デイジーのことも嫌っているのでした。デイジーとキリアンを陥れようと、裏でこそこそ企んでいきます。

ラルフォン・リエネン

 『シフォン洋服店』の下働き。のちに「ラル・シルク」という名前で売れっ子デザイナーになることを知っているデイジーによって、侯爵家専属のデザイナーになります。

 『シフォン洋服店』では店主のマダム・シフォンによって搾取されていて、マダムにデザインを盗用されていました。

 亡くなった姉のために作ろうとしていたウエディングドレスを、デイジーのために完成させ、皇后陛下の目にもとまります。

ジェド

 キリアン侯爵の従者。こまごまとした雑用から、大きな仕事まで任される右腕。冷血漢であるキリアンに言いたいことをずばずば言う性格で、肝が据わっています。

 キリアンとデイジーが結婚したあとは、デイジーに対して少々探りを入れますが、考え方が自分と似ているとわかってからはデイジーに一目置くようになります。

 社交界ではプレイボーイとして名を馳せているそう。

『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』 イチオシシーン!

 デイジーとキリアンの結婚式のシーンが、この物語前半のクライマックスだと思います!

 結婚にいたるまでの過程では、ローズが恋人の新聞社を使ってスクープをでっちあげ、それに対抗するために策を講じます。それがひと段落すると、次はラルを侯爵家に囲うためにマダム・シフォンのもとから救い出します。

 ラルが作ったドレスが式に間に合うかがドキドキでしたが、またそのドレスが見事!地味だったデイジーが最高に美しいのでぜひ読んでほしいシーンです。

『デイジー~公爵の婚約者になる方法~』 関係性、ここに注目!

 女性なんか眼中にない、という感じだったキリアンが、どんどんデイジーにハマっていくのがわかるので、読んでいてついニヤけてしまいます。

 ローズが堂々とデイジーの前でキリアンを誘惑したとき、ローズに面と向かって「自分が心惹かれるのはデイジーだけだ。君は綺麗とも思わない。」と言ったシーンは、演技とはわかっていてもデイジーと同じようにドキッとしてしまいました!

 デイジーがラルにこだわったり、誰かとつきあったことがあると匂わせたり(1度目の人生でですが)するときには、あからさまに嫉妬するところも面白いです。

 デイジーを1度目の人生で陥れた張本人であるアレンや、姉のローズ、そしてラルを騙していたマダム・シフォンなどが、きっちり制裁される展開になればいいなと思っています!

 ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!

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