『テムパル〜アイテムの力〜』作品概要
『テムパル〜アイテムの力〜』(作画:Team Argoさん、脚色:Monohumbugさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで連載中です。韓国の小説(作者:Saenalさん)が原作となっています。単行本は未刊、1巻の発売予定は未定です。
『テムパル〜アイテムの力〜』あらすじ
全世界ユーザー数20億人という超人気バーチャルリアリティゲーム「サティスファイ」のゲーム内と日常生活を織り交ぜてストーリー進行していく作品です。
主人公は長嶺巧という無職の青年。サティスファイでは「グリード」というキャラクターを使用しています。巧の家庭は裕福でなく、自身の小遣いや生活費を稼ぐ為に、サティスファイで得たアイテムやゲーム内通貨を現金に換金して生活をしていました。
グリードは平凡なキャラクターだったのでお金の工面に苦労していたのですが、「ファグマの末裔」というレジェンダリークラスへの転職が可能になります。それにより、レアで高性能な装備品を次々と製造。グリード自身は高性能な装備とファグマの末裔のクラススキルによって、圧倒的な力を身に付けます。
また装備品を売ったことで大金を手にし、それを現金に換金して現実世界では大金持ちへ。グリードの生み出す装備品により、所属するツェダカギルドも目覚ましい躍進をみせるのでした。
『テムパル〜アイテムの力〜』 登場人物紹介
長嶺 巧
家庭は裕福ではなく、無職の巧は生活にも事欠くような青年でした。生活費や小遣いを捻出する為にサティスファイをプレイしていましたが、ファグマの末裔への転職ルートに入ってからは生活が一変。これまで手にした事のないような大金を得て、金持ちに成りあがります。
そのお金で数千万円はする高級車を購入し、それで同窓会へ出席。会場まで同行していた美女や彼の多大な収入によって、同窓会では今までバカにしていた者達を見返す事が出来ました。
性格は温厚ながらも、やられたらやり返す、謝罪はキッチリさせるという一面を持っています。
恋愛面は奥手で、女性から誘われるとコロっと行ってしまいそうになる事も。ただ、女性の「お金目当てですぐに掌返しをする」という一面を見て、女性不信になりつつあります
ジシュカ
グリードが所属するツェダカギルドのギルドマスター。上位ランカーであり、女性ながらもその戦闘力は一級品。ツェダカギルドを少数精鋭の実力派ギルドへと成長させただけあり、統率力・判断力・カリスマ性はどれもピカイチです。
グリードの存在にいち早く気づき、グリードを仲間に引き入れるべし!と誰よりも早く行動を開始します。それが良い結果をもたらし、ジシュカだけでなくツェダカギルドを躍進させていきます。
性格はSっ気な部分が多いものの、気になりだしたグリードの前では乙女チックな部分を見せます。
レガス
ツェダカギルド所属の上位ランカーで、戦闘力はギルド内でも最上位に位置するアタッカー。格闘術を用いる近接アタッカーです。上半身は裸で、マッチョな体格を見せつけるかのような風貌をしています。
性格は温厚で、気は優しいです。知り合った当初のグリードはlvも低く、取るに足りないと感じるギルドメンバーも多々おり、冷たく接する者もチラホラ。しかしレガスは、グリードのlv等は気にせず、気さくに接していたナイスガイ。
Mっ気なところがあり、ジシュカに叱られるのを喜びとしています。
ベントナー
ツェダカギルドに所属する上位ランカーで盾職。しかしステータスはストレングスに全振りしており、戦えるガーディアンを目指しています。
グリードと最初会った時に不遜な態度を取っていたことから、なかなか装備品を作ってもらえず伸び悩む場面も。後半はレジェンダリー装備を作ってもらい、攻撃・防御共に隙の無い存在に。
トヴァン
ツェダカギルドに所属する盾職。
クエストを進行する為、新参ギルドメンバーにそそのかされてグリードを裏切ってしまいます。グリードに返り討ちにあってからは心を入れ替えて猛省し、グリードに言いようにコキ使われていました。ただその謝罪が認められ、レジェンダリー装備を与えてもらいます。
『テムパル〜アイテムの力〜』 イチオシシーン!
グリード vs トヴァン戦ですね。
この頃のグリードは、飛躍的に強さを増していましたが、敵となるのはNPCばかり。そのNPCも相当な強さを持った者ばかりでしたが、対プレイヤー戦においての実力は未知数でした。
そんな時、トヴァンの裏切りにあって、トヴァン一味とグリードが戦うことに。この頃グリードは単独行動していた事もあり、トヴァンはグリードの実力を知りません。連れているギルドメンバーは新参ながらも実力があり、鍛冶師に負けるわけがないと挑むのですが…。
圧倒的実力でトヴァンや新参メンバーを屠っていくグリードがカッコ良すぎました!
『テムパル〜アイテムの力〜』 関係性、ここに注目!
グリードとジシュカの関係が魅力的ですね。
ジシュカはグリードと出会うまで、女性らしいところは見せていませんでした。自身が率いるツェダカギルドを最強のギルドにするという目標に向かっていたからでしょうが、屈強なギルドメンバー達を指揮する覇気の強いキャラクターという感じ。グリードと出会ったばかりの時はそんな印象の強い人物でした。
しかしグリードは次々と凄い装備品を生み出し、また街を襲撃されてもはやこれまで…という時にグリードがその窮地を救います。これで完全にジシュカは恋に落ち、乙女らしい所を見せてくれるように。
この二人がどうやってくっつくのか?というところが気になります!
ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!