【韓国ファンタジー漫画】『怪物公爵と契約公女』あらすじ・キャラ・見どころ紹介!※ネタバレ含む

『怪物公爵と契約公女』作品概要

 『怪物公爵と契約公女』(漫画:MinJakkさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで土曜日に連載中(5週更新後、1週休載/2022年10月現在)です。韓国の小説(作者:Liaranさん)が原作で、ノベル版もピッコマで読むことができます。単行本はフロースコミックより2巻が既刊、2022年12月に3巻が発売予定です。

『怪物公爵と契約公女』あらすじ

 最強とされる「闇の力」を受け継ぐスペラード家。その家の次女として生まれた主人公レスリーは、家族から虐げられる日々を送っていました。食事も満足に与えられず、ボロボロの髪の毛にガリガリの身体。両親や姉から愛されたい一心で、いつか愛される日を夢見て毎日を耐えていました。

 しかしある日、姉エリーが「闇の力」を得るための生贄として、レスリーは火の中に放り込まれ、殺されそうになってしまいます。命からがら火の中から生還したレスリーは、自分のように灰色の髪の毛をした子供は、スペラード家では生贄として捧げられてきた歴史を知ります。

 そして、同じく火の中へ放り込まれ命を失った子供たちから「闇の力」を授かったレスリーは、今後自分が生き抜くため、スペラード侯爵よりも地位が高いサルバトール公爵に、「私を養女にすれば闇の力を手にできる」と契約を持ちかけます。

 レスリーの運命は一体どうなるのか、無事にスペラード家と縁を切ることができるのかに注目の作品です。

『怪物公爵と契約公女』 登場人物紹介

レスリー・シューヤ・サルバトール(レスリー・スペラード)

 スペラード侯爵家の次女として生まれた、灰色の少しウェーブがかった髪と紫色の瞳を持つ少女。姉には、金髪の髪で放漫な性格のエリーが存在します。家族から虐待を受ける毎日で、「シューヤ」という祝福の名前も与えられず、サルバトール公爵家の娘となってから授かりました。

 虐待を受けていたことから怖がりな性格でしたが、自分や自分と同じ境遇の灰色の髪の子供たちを苦しめたスペラード家に必ず復讐することを誓い、勇気ある行動もできる真っすぐな性格へと変わっていきます。

 スペラード家では満足な食事をしていなかったため、サルバトール公爵家で初めて味わったココアなど甘いものが大好きです。

 また、帝国一の最強の力とされている「闇の力」を持っています。

アシュラ・ベンカン・サルバトール

 帝国の守護者ですが、帝国内ではその容貌と強さから「怪物」と恐れられている存在です。

 仲間に裏切られた辛い過去を持ち、その時にできた傷が残っていることから常に顔の右半分を仮面で隠しています。仮面に加えて、長い黒髪にとても高い身長が目をひく人物です。

 騒がしいよりも静かな場所を好み、家族にはレスリーの他に愛する夫と2人の息子がいます。次第にレスリーを本当の娘のように思い、可愛がり、とても優しい眼差しを向けます。

ベスラン・ラエル・サルバトール

 サルバトール公爵家の長男で、レスリーがサルバトール家で公爵の次に出会った家族です。公爵と同じくとても身長が高く黒髪で、リンツェ騎士団の団長を務めています。母親であるサルバトール公爵からは「べス」の愛称で呼ばれています。

 無愛想で物静か、口数も少なく子供に対しては苦手意識のあったべスですが、レスリーに対しては非常に優しく、レスリー(幼少期)を大切に抱きかかえていることが多かったです。

ルーエンティ・アドル・サルバトール

 サルバトール公爵家の次男で、有名な魔法使いでもあります。公爵やべスとは違い、背もそこまで高くなく、赤い髪色をしています。

 面倒くさがりで大雑把な性格です。

 最初はレスリーに警戒心を持っていましたが、自分と同じ哲学者が好きで「ナイロキアの理論」を読んでいたことからグッと距離が縮まります。

コンラッド・アペ・アイテラ

 レスリーがスペラード家にいた頃に出会った、美しい銀髪と金色の瞳を持った青年です。アイテラ公爵家の長男で、ルーエンティの親友でもあり、セントルーア神殿の騎士団に所属しています。

 とても優しい性格で、レスリーに恋心を抱いています。

『怪物公爵と契約公女』 イチオシシーン!

 レスリーがサルバトール家の家族となって幸せそうに過ごしている数々のシーンです。

 スペラード家では、レスリーは毎日家族や従者全員から虐げられており、怯えた表情しか見られませんでしたが、サルバトール公爵家に来てからは、公爵はもちろん、父と兄、使用人にも恵まれて全員から愛情を受けて育ちます。その結果、とても笑顔が素敵な女性へと育ち、望んでいた普通の日常を過ごしたいという願いが叶います。家族の絆も強く、毎日笑顔で安心して過ごすレスリーを見ていると心が癒されます。

『怪物公爵と契約公女』 関係性、ここに注目!

 レスリー×コンラッドです!

 最初に好意を持ったのはレスリーの方で、少し鈍感なコンラッドはレスリーに対する気持ちが「恋」だと気付くまでに時間がかかってしまいます。

 レスリーとの距離も縮まり、きっかけがあったことで二人は「ラッド」と「シューヤ」の愛称で呼び合います。「他の人とレスリーが結婚したら嫌だ」と真っすぐに気持ちを伝えるコンラッドに対して、恥ずかしくて死にそうになるレスリーも見どころです。

 サルバトール公爵家とアイテラ公爵家の仲があまり良くないというのが少し気がかりですが、末永く上手くいってほしいと思います。

 ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!

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