【韓国同世界漫画】『ある継母のメルヘン』あらすじ・キャラ・見どころ紹介

あらすじ

あるところに、まだほんの少女のころに、自分の親よりも年上の男性に嫁いだ女の子がいました。貧乏な生活から一転、侯爵家の女主人となった少女は、自分たちとそう歳のかわらない4人の子供たちの継母ともなってしまいました。
すぐに夫が先だち、少女は未亡人に。侯爵家の莫大な財産を守るため、子供たちに当主の座を引き継がせるためにがむしゃらに奔走した少女は、子供たちに当主を引き継がせることに成功しますが、当の子供たちとは縁を切られてしまいました。

予期せず命を落としてしまった少女は、ふたたび夫の葬儀の日に時が戻っていることに気付きます。
子供たちを守るため、今度は別のやり方でノイヴァンシュタイン侯爵家を守っていくことに。
すると、子供たちとの関係も前回とは違ったものになってきて…!?

主人公の人物紹介

シュリー・フォン・ノイヴァンシュタイン

20ほど年上のノイヴァンシュタイン侯爵に見初められ、後妻として侯爵家に嫁いだ薄桃色の髪に緑の瞳の美少女。もとは貧乏貴族の娘。
夫が亡くなり16歳で未亡人となってしまいます。陰謀がうずまく貴族社会で、侯爵家の財産と当主の座を子供たちに明け渡すため、傍若無人に振る舞い、冷徹さをくずしませんでした。そのことで「鉄血のブラック・ウィドウ」「ノイヴァンシュタイン城の魔女」など、様々な不名誉なあだ名がついてしまうことに…。
9年の月日がたち、とうとう長男ジェレミーから「結婚式には参加しないでほしい」と言われたことで、自分のやってきた方法が間違っていたのかと反省します。しかし「ジェレミーが当主になれば私は自由!」と心機一転、これからは自分の人生を謳歌しようと決心したものの、屋敷からハイデルベルグに移る道中で山賊に襲われ命を落としてしまうのでした。
気付くと9年前の、夫の葬儀の日までタイムリープしていることに気付きます。
今度は別の方法で子供たちとも信頼関係を築いたうえで侯爵家を守ろうと行動していきます。

登場人物紹介

ジェレミー・フォン・ノイヴァンシュタイン

ノイヴァンシュタイン侯爵家長男。
少々カッとなって切れやすい性格をしていますが、根は純粋な男の子。
剣の腕を磨くことに力を入れていて、亡くなった父のことを本当に尊敬していました。
タイムリープ前は父の葬儀のひと月後という短さで男と噂話が出たシュリーに激怒し、以後絶縁状態で自分の結婚式にもシュリーの参加を拒絶するほど仲がこじれていました。
タイムリープ後は自分と歳のそう変わらないシュリーが、しっかりとノイヴァンシュタイン家を守る姿を見たこと、はしかにかかってしまった自分を寝ずに看病してくれたことを目の当たりにして、シュリーのことを見直していきます。そして同時に、自分のふがいなさも感じてしまうほど、責任感が強い面もあります。
帝国皇太子とは親友でしたが、宮殿での宴席の際に、図書室で皇太子がシュリーと一緒にいるところを目撃し誤解して、皇太子を殴ってしまったため、逮捕されてしまうことに…

テオバルト・フォン・バーデン・ヴィスマルク

カイザーライヒ帝国皇太子。ジェレミーの幼馴染。
母親である現皇后のエリザベート・フォン・ニュルンベルがニュンベル公爵の姉でもあるため、ノラとは従兄に当たります。
シュリーに好意を寄せており、シュリーから断られたあともめげない態度を見せます。宮殿での宴会の最中にシュリーを図書室に連れ出し、高いところにある本をとろうとしてシュリーの上に落ちたところをジェレミーに見られ、誤解されて殴られてしまいます。皇太子である自分を殴ったことで、ジェレミーは逮捕され、手を切り落とされるという刑をうけることになってしまいます。

ノラ・フォン・ニュルンベル

シュリーの亡き夫、ヨハネスの旧友であるニュンベル公爵の息子。ジェレミーのライバル。シュリーと子供たちが街に買い物に行った際に偶然出会いますが、ヨハネスの追悼パーティーで再会します。
いわゆる反抗期特有のもやもやを抱えていて、母親とうまくいっていなかったところ、シュリーと関わって悩みを吐き出したことで、家族とうまくいくようになります。

エリアス、レイチェル、レオン

ジェレミーの弟妹たち。エリアスはジェレミーより数歳下で、剣の腕がたつジェレミーのことを尊敬しています。
レイチェルとレオンはまだ双子でまだ幼く、最初はシュリーのことを「ニセモノ!」と言っていましたが、侯爵家を狙う親戚連中をシュリーが追い返してから、シュリーのことを「ママ」と呼ぶようになります。

漫画の見どころシーン

シュリーがはじめて双子たちから「ママ!」と呼ばれたシーンは、思わず涙がにじんでしまうくらい感動的でした。普段はやんちゃで、手が付けられないくらい大変な双子たちですが、嵐の夜にシュリーのベッドに潜り込んでくるシーンなどは微笑ましく、シュリーがタイムリープ出来て良かったねと思えるほど。
そして、なんといってもジェレミーの裁判のシーンはハラハラドキドキの展開に。結果的にジェレミーは手を切り落とされないで良くなりますが、シュリーがどうやってそれを回避させたのかが見ものなのでぜひ読んでほしいところです。

漫画の見どころポイント

最初読み始めたときは「どうしてこんな幼い女の子がおじさん侯爵の後妻に望まれたんだろう」と思っていましたが、度々回想シーンで出てくる「前皇后ルドヴィカ」の肖像画を見て納得。シュリーと瓜二つなんです。
ヨハネスとシュリーの関係性、そしてそれが皇太子と母エリザベートとの関係性にも影響しているらしく、また、シュリーが若いながらも貴族社会で渡り合っていっている要因でもあるようです。
ジェレミーの裁判を見事に終わらせ、刑を回避させたことで、シュリーはエリザベート皇后から一目置かれることとなります。しかし、現ヴィスマルク皇帝からも目をつけられたようで…?
まだ若いシュリーが自分の人生を幸せに過ごせるのか、気になるところです。