【韓国異世界転生漫画】『傍観者、●●ちゃん』あらすじ・キャラ・見どころ紹介!※ネタバレ含む

『傍観者、●●ちゃん』作品概要

 『傍観者、●●ちゃん』(作画:YumYumさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで土曜日に連載中です。韓国の小説(作者:Ellianyangさん)が原作となっています。単行本は未刊、1巻の発売予定も未定です。

『傍観者、●●ちゃん』あらすじ

 絶大な人気を誇るロマンス小説「野獣の花」。留学生のイベーリン・ドトゥが、帝国内で一、二を争うイケメンの大物3人(皇太子・ロンドミオ・ドゥ・ヘイルロン、最年少公爵・ケニス・フォン・エスバンテ、魔塔の主人・アウィン・ヘブリム)に言い寄られる物語である。

 そんな小説の中の登場人物ラテ・アクトリーに憑依してしまった安藤静。当初あまりの展開についていけず、泣きわめいた彼女だったが、1年で彼女は完全にこの現実を受け入れた。

 そして、10年後。ラテはまさかのBL小説の作家となっていた! ラテの書いた作品は飛ぶように売れ、BLジャンル総合1位をとった彼女はお金持ちになり、その大金を魔法に使うようになる。魔法の力も手に入れたラテは、イベーリンと彼女を取り合う男達のイベントを傍観するようになる…。

『傍観者、●●ちゃん』 登場人物紹介

ラテ・アクトリー(安藤静)

 長いウェーブがかった金髪に茶色の瞳の少女。アクトリー子爵家の令嬢。25歳の教師・安藤静が愛読していたネット小説「野獣の花」の中の登場人物。静が小説の作者にコメントを残していると意識が遠くなり、目が覚めるとラテ・アクトリーに憑依していた。

 本来はヒロインのイベーリンをいじめる雑魚キャラ。しかし、生で小説の展開を見たいラテは、イベーリンに近づき、彼女の友人となる。BL小説作家で、彼女が書いた作品は飛ぶように売れる。

 “ラテ”という名前は、作者が脇役の名前を考える時、キッチンを見回ったからだとラテは思っている(他にも、オリーブ、キャノーラ、アメリカノというのサブキャラがいたため)。

 イベーリンと男性陣の出会いを観賞する為に、何故かポップコーンを自作する。

イベーリン・ドトゥ

 帝国に留学してきた、長い黒髪に緑の瞳の美人。18歳。ロマンス小説「野獣の花」のヒロイン。小説では、純粋で明るい天使のような少女。

 男性陣に言い寄られていたが、ラテの介入によって物語が変わり始め、彼女自身も本来のイベーリン・ドトゥから大きく変わっていく。

 幼い時から、常に周りの中心で“主人公”だった彼女は、男達に言い寄られるのは当然であった。しかし、ラテの出現によって、世界は彼女中心ではなくなってしまった。それにより、ラテのことを恨むようになる。

アウィン・ヘブリム

 白い髪に赤い瞳の美男。魔塔の主人で、魔法が得意。女性に関心がない。小説では、いつもイベーリンの危機に駆けつけるヒーローだった。

 ラテのことは、魔塔の太客(BL小説作家としての収入で、瞬間移動のスクロール等を大量購入している)ゆえに、“お客様”と言って特別扱いする。特別なお客様扱いだったラテのことを、次第に大事にしていくようになる。

 ラテの危機を察知する為に、彼女に似たぬいぐるみをいつも持つよう強要してくる。

ケニス・フォン・エスバンテ

 茶髪に青い瞳の美男。剣術が得意な最年少公爵。女性に言い寄られることが本当に多く、基本女性が嫌い。小説では、彼もいつもイベーリンの危機に駆けつけるヒーロー。

 ラテのことも、当初は他の女性と同じように思っていたが、自身のことを理解してくれるラテのことは、次第に友人として扱うようになる。

ロンドミオ・ドゥ・ヘイルロン

 白金の髪に青い瞳の絶世の美男。神秘主義者の皇太子。小説では、彼もいつもイベーリンの危機に駆けつけるヒーロー。剣術が得意で、魔法も使えるらしい。

 妹のロゼリア・ドゥ・ヘイルロンは、ラテのBL小説作品のファン。

『傍観者、●●ちゃん』 イチオシシーン!

 アウィンがラテに「お客様も俺を化け物だと思うか?」と尋ねるシーンです!

 このセリフは本来、アウィンがヒロインであるイベーリンに尋ねるセリフで、ラテは何故アウィンが自分にこのセリフを言ったのかわかりませんでした。思わず感情が抜けきった顔で、イベーリンに聞かなかった理由をラテが尋ねると、アウィンは「よりによって…」と返します。

 小説と違い、アウィンはイベーリンのことを嫌っていたのです。次イベーリンの名前を出せば、殺すとまで言うアウィン。

 そして、ラテが最初の質問に対し、「いい化け物ならいいのでは?」とフラットな答えを返すと、アウィンは満足そうに「気に入った」と言っておでこをくっつけます。

 アウィンが原作とは違う行動をとっていると決定づけられるシーンです!

『傍観者、●●ちゃん』 関係性、ここに注目!

 アウィン×ラテです!

 出会った当初はアウィンに全く相手にされていなかったラテですが、物語が進むにつれ、イベントでアウィンはイベーリンと別行動をとってラテのところにきたり、空中散歩に連れ出したりと、アウィンはラテを特別扱いするようになります。

 ラテも、それまでは傍観者としてイベーリン達の行動を見守っていましたが、小説ではアウィンがイベーリンを好きになるきっかけの会話を自分としたことで、アウィンからの好意に気づきます。

 ラテが、(アウィンの顔がいいから&回答をミスったら殺されそうで)緊張でドキドキしていたのが、アウィンを意識してドキドキするように変わっていく様がみどころです!

 ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!

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