『最強の王様、二度目の人生は何をする？』作品概要
『最強の王様、二度目の人生は何をする？』（漫画：Fuyuki23さん）は無料マンガアプリ・ピッコマで金曜日に連載中です。韓国の小説（作者：TurtleMeさん）が原作となっています。単行本はMFCより2巻が既刊、3巻の発売予定は未定です。
『最強の王様、二度目の人生は何をする？』あらすじ
一国の王として不屈の精神を貫いてきた一人の男が死亡し、レイノルズ夫妻の赤ん坊アーウィン・レイウィンへと転生しました。
生前の記憶は残っており、今世では前世と違った生き方をしたいと考えます。前世は優れた剣士であったので、今世は魔法を学びたい。そして王のように責任にがんじがらめにされた状態ではなく、のびのびと生きていきたいと。
前世の記憶も手伝い、子供の頃からその優れた才能を発揮。父・レイノルズから剣術を学びつつ、魔法使いとしての才能も伸ばしていきます。
神童扱いされていたものの、エルフの少女テシア・エラリスのトラブルに巻き込まれてエルフ国へ行くことに。道中、そしてエルフ国で色んな事を学び、外見・内面・能力共に大きく成長して親元へと戻ります。
戻ってから学院へ入学してみると、そこには以前裏切られた仇敵の姿が。こうしてまたアーウィンはトラブルに巻き込まれていきます。
『最強の王様、二度目の人生は何をする？』 登場人物紹介
アーウィン・レイウィン
前世は王として、一国の責任を負って生きてきた人物。また剣士としての腕前も相当でした。その知識を持ったままアーウィンに転生した為、子供の頃から異彩を発揮。父・レイノルズも、これは親バカではなく凄い子供だと認めて溺愛します。
両親は父親がレイノルズ、母親がアリス。冒険者として活躍していた時期もありました。夫婦仲は良好で、アーウィンを産んでからもすぐまた身籠る程です。生活レベルは平民よりマシ程度で、そこまで裕福ではありません。
性格は基本真面目。元王ということもあり、年齢不相応な頼りがいのある子ども。その甲斐あってか、女性からはモテます。
戦闘力はピカイチです。エルフ国で魔法を学んだ事もあり、魔法も剣術もこなすオールラウンダーです。
テシア・エラリス
エルフ国の王女で、おてんば姫。ヒロイン的存在です。アーウィンにエルフ国まで送ってもらう時は、アーウィンに付きっ切りだったこともあり、アーウィンが大好き。
アーウィンと出会った当初の性格は我儘で子供のような感じでしたが、学院で再会した頃には大人びた性格に。エルフ国王女としてふさわしいカリスマを身に着けていました。ただエルフ国王女という肩書が邪魔をして自由にアーウィンと会えない為、それを不満に感じています。
ルーカス・ワイクス
ワイクス家の次男であり、イケメン少年。アーウィンの仇敵です。
火を専門に扱うコンジュラーで、その能力はピカイチ。その能力を鼻にかけ、自分より格下には尊大な態度を取ります。
ただ能力こそ高いものの、実戦経験の少なさから土壇場に弱いという弱点を持っていました。それがアーウィン達との冒険中に露見。強敵を前にしてオロオロし、まともな状況判断も出来なくなります。窮地をアーウィンに救ってもらったものの、裏切って自分だけ逃げだしました。その事を隠蔽したり、生還したアーウィン達にバラされそうになると工作をしたり、と本作きっての卑劣漢。
イライジャ・ナイト
大地の魔法を得意とするコンジュラー。その能力は高く、同世代の中だとトップクラス。
性格は穏やかで生真面目。アーウィンとは気が合うようで、親友として行動を共にしています。
アーウィンと共にルーカスに裏切られた過去を持ち、ルーカスを憎んでいます。
シルビー
アーウィンが窮地に追い込まれた時、龍「シルビア」に助けてもらいました。その際、シルビアから託されたのが、このシルビー。以来シルビーは、アーウィンと行動を共にします。
ただレアなマナ・ビーストである為、それが元でトラブルを起こしてしまう事も。
『最強の王様、二度目の人生は何をする？』 イチオシシーン！
アーウィン・レイウィンとルーカス・ワイクスが揉めた時のシーンですね。
守護者相手にアーウィン達は苦戦しました。その要因となったのが、ルーカスの失態です。土壇場でビビってしまい、指示された魔法を使えなかったことが引き起こしたのですから。とはいえそれを責める前に、まず目の前の強敵を倒さねばなりません。アーウィン達は死力を尽くしますが、ルーカスは自分だけ逃げました。
その後ルーカスの思惑は外れ、アーウィン達は生還。当然ルーカスとアーウィンは揉めます。その時のルーカスの態度は相当イラっとするものでしたが、アーウィンは見事やり込めました。このシーンのスカっと具合は最高です！
『最強の王様、二度目の人生は何をする？』 関係性、ここに注目！
アーウィン・レイウィンとテシア・エラリスのカップルがいいですね。
二人が出会った当初の関係は最悪とも言える状態でした。アーウィンは前世の記憶があるだけに、子供ながらに中身は大人。でもテシアの方は、子供で我儘放題。これをエルフ国まで送るなんてありえない！と感じたほどです。
しかし道中一緒に過ごしているうち、テシアの態度は軟化。それどころかアーウィンに好意を抱くようになっていました。エルフ国からアーウィンが親元へ帰る時の切なそうな雰囲気が良かったです！
ぜひ読んで楽しんでみてくださいね！
