『外科医エリーゼ』作品概要
『外科医エリーゼ』（漫画：miniさん）は無料マンガアプリ・ピッコマにて連載、現在は完結しています。韓国の小説（作者：yuinさん）が原作となっていて、ノベル版もピッコマで連載していました（こちらも完結）。単行本はフロースコミックより9巻が既刊、10巻は2023年9月頃発売予定です。
アニメ化も決定しました！
『外科医エリーゼ』あらすじ
悪女として有名な皇后であったエリーゼは大罪を犯したことにより、夫である国王に火炙りの刑という過酷な方法で処刑されてしまいます。転生したエリーゼは皇后であった前世の自分の悪行を悔やみ、今生では「人の役に立ちたい」という気持ちから外科医として生きることを決めます。
しかし、ある日飛行機事故によって、外科医エリーゼとしての人生は幕を閉じます。目を覚ましたエリーゼが転生した先はなんと一度目の人生で、火炙りの刑に処される10年前の自分に戻っていました。
エリーゼは処刑を免れるために、なんとしても国王との結婚を阻止しようと奮闘し、前世で外科医として培った知識でまた人々の役に立つために、今生でも外科医を続けることを決意します。
『外科医エリーゼ』 登場人物紹介
エリーゼ
美しい金髪のロングヘアーで容姿端麗、まだ10代の若き美少女。貴族であるクロレンス家の一人娘として家族からとても大事にされており、レンとクリスの二人の兄を持っています。
一度目の人生では皇后であり、メイドや周囲の人間をいじめるなど非常に性格が悪かったのですが、火炙りの刑で処刑されて転生後は心を入れ替え、別人のように優しくなっています。二度目の人生では過去の過ちを清算するために、外科医となるべく血の滲むような努力をし、少し意地っ張りなところもある性格に変わっていきます。
二度目の人生で外科医を務めていたことから、医療に関するずば抜けた知識を持っており、エリーゼの大きな強みとなっていきます。
リンデン
一度目の人生でエリーゼの夫だった男性。ロマノフ皇室の国王でもあります。活発で明るいというよりは、物静かな印象です。黒髪に高い身長が特徴的で、敵とみなしたものには容赦しない冷酷な一面もありますが、第二皇子であるミハイルとの仲も悪くはなく、心から愛するエリーゼに対しては優しさ溢れる一面もあり、二面性のある性格です。
街にお忍びで繰り出す時などは、自身の能力で外見を全く違う姿に変えて『ロン』という名前を使って活動しています。
グレアム
エリーゼが医師として所属する、皇室十字病院の医師です。非常に評判が高く、腕の良い医師です。
エリーゼが来たことによってその座を脅かされ、最初は敵対心や嫉妬心を持っていたグレアムですが、徐々にエリーゼに惹かれていきます。エリーゼの腕を認めている医師の一人であり、好意を寄せている一人でもあります。
少し冷たいような物言いなど、どことなくエリーゼの夫である国王リンデンに似ているところがあります。
ミハイル
ロマノフ皇室の第二皇子です。リンデンとは正反対な、金髪に近い髪の色をしており、性格も真逆です。人と積極的にコミュニケーションを取れる性格で、陽気で明るい雰囲気を持っています。
また、エリーゼに好意を寄せている一人でもあります。
ユリエン
クロレンス家とは敵対関係にあるチャイルド家の娘です。
褐色の肌に青白いロングヘアーが特徴的な人物で、一度目の人生ではエリーゼがいじめていたため仲が悪かったですが、二度目の人生では関係が良くなっていきます。
『外科医エリーゼ』 イチオシシーン！
エリーゼが外科医として大勢の人に認められるきっかけとなった疫病対策をするシーンです。
他の貴族から、まだ子供であるエリーゼに何ができる？と不安な目で見られる中、唯一支持してくれたのがリンデンです。この段階では、エリーゼとの関係性は未熟なリンデンですが、エリーゼに好意を抱いており、他の貴族たちの意見から彼女を守って、彼女が疫病対策に取り組めるように支援します。その結果もあり、疫病は見事おさまり、エリーゼが医師として認められていく感動のシーンです。
『外科医エリーゼ』 関係性、ここに注目！
エリーゼ×リンデンです！
火炙りの刑を課した元夫と、刑を課された元妻の関係から、最初は結婚を阻止したかったエリーゼですが、前世での反省を活かして人のために生きているエリーゼの姿にリンデンは恋に落ちてしまいます。自分に好意を寄せるリンデンの優しさに触れていくうちに、エリーゼも惹かれていくのが見どころです。
また、グレアム医師やミハイルなど、リンデンには恋敵も多く、三角関係のようなシーンも描かれているため、リンデンを応援したくなります。
ぜひ読んで楽しんでみてくださいね！
