『余命僅かな悪女にハッピーエンドを』作品概要
『余命僅かな悪女にハッピーエンドを』(マンガ:サケさん、脚色:Ryuhoさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで金曜日に連載中です。韓国の小説(作者:Harasyoさん)が原作となっています。単行本は未刊、1巻の発売予定も未定です。
『余命僅かな悪女にハッピーエンドを』あらすじ
韓国・ソウルで、平凡ながら幸せな生活を送っていた主人公は、あるとき通り魔に突然背中を刺されて死んでしまいます…。生と死のはざまで、主人公は魔王と名乗る存在から契約を持ちかけられます。それは「自分と契約したクレア・リノの代わりにクレアの目的を果たせたら、元の世界に生き返られる」というもの。
クレアの願いは「アイザックと幸せな結婚生活を送ること」。
クレアの望みを果たそうとする主人公でしたが、元々のクレアはなんと「悪女」として有名な人物だったため、前途多難。そして最大の難関は、毒殺されたことで弱くなってしまった身体だったのです。
果たして主人公は無事に元の世界に戻ることができるのか!? サスペンス要素も混じった異世界コメディです!
『余命僅かな悪女にハッピーエンドを』 登場人物紹介
クレア
主人公が通り魔に殺害されたところ、魔王によってその魂を入れられた身体の持ち主。リノ伯爵家の令嬢。赤い髪で緑の瞳のキツイ顔立ちの女性です。
主人公の魂がその身体に入る前は、苛烈な性格、暴力的な言動をしていて、いわゆる「悪女」として有名でした。元々のクレアは毒殺されたらしく、主人公が転生した後の肉体はちょっとしたことで死にそうになるくらい弱くなっています。
元のクレアが魔王と結んだ「アイザックと結婚し、幸せな結婚生活を半年送る」という契約を遂げることができたら、元の世界に生き返らせてもらえる約束を魔王と交わします。
アイザックは、クレアの性格が変わったこととその弱すぎる身体を気にかけ、結婚を受け入れます。周囲の目もだんだんと改められていくことに…。
アイザックとの結婚生活を送ると共に、元々のクレアを毒殺した犯人を探っていくことになります。
アイザック・ディトロイ大公
元々のクレアが魔王と契約を交わしたほど結婚相手に望んだ相手です。
クレアの「6ヶ月間だけ結婚してほしい」という願いを、最初は訝しんでいましたが、6ヶ月が終われば円満に離婚し、さらにリノ伯爵家の全財産を譲るという提案に、アイザックは結婚を受け入れます。
一見冷たく見えるアイザックですが、クレアを抱いて運んだり、財力に物を言わせて庭にまで絨毯を敷いたり、真面目に6ヶ月間クレアを大事に扱おうとしてくれる男性です。しかし怒ったときの殺気は凄まじく、弱いクレアはその殺気を感知しただけでHPが削れ気絶するほどです。
イクリプス
クレアの弟。クレアの悪行に我慢がならず、リノ伯爵邸を出ていました。妖精を扱える能力を持っています。
クレアに再会して、クレアの様子が以前と違うことに戸惑いを隠せず、何か良からぬことを企んでいるのかと怪しんでいましたが、自分の使役する精霊から「クレアの体はもう死んでいる」と教えられ、愕然とします。「自分は魔王によってこの身体に入れられただけの存在である」と主人公から教えられたイクリプスは、姉を毒殺した犯人探しに躍起になっていきます。
パン
元々のクレアに仕えていた奴隷。銀の髪に赤い目で、貴族令嬢たちの興味を惹く容姿をしています。
クレアの身体に入った主人公は、パンを奴隷から解放しますが、パンは自分の意志でクレアに仕えると言ってクレアの元を離れませんでした。
元々のクレアにも、主人公が入り込んだ後のクレアのどちらにも親しく接してくれる人物です。
魔王
主人公の魂をクレアの身体に入れた存在。クレアが極上の悪女だった故に、クレアとの契約をどうしても遂行したい様子。
最初は黒いモヤモヤとしただけの存在でしたが、クレアの意識の中に現われる度に成長し、人の姿で出てくるようになります。
主人公が頑張って目的を果たせば、魂のかけらが元に戻ると教えてくれます。
魔王の本当の目的が何なのかも気になるところです。
『余命僅かな悪女にハッピーエンドを』 イチオシシーン!
クレアの身体が予想外に弱すぎて、アイザックが戸惑いつつも優しく接してくれるところが面白いです。
体力をつければマシになるだろうから、庭を散歩でもしてみてはと提案するアイザックに、クレアは庭に絨毯でも敷いてあればと冗談で返しますが、アイザックは本当に庭に絨毯を敷くように手配。真面目なアイザックの暴走っぷりが笑えます。
そして本当に冗談かと思うほど弱いクレアの身体…。某RPGゲームのいちばん最初に登場するスライムより弱いです。クレアの目の前にHPゲージが見えるという設定も面白く、常に瀕死というデバフを抱えた状態にハラハラしてしまいます(笑)
『余命僅かな悪女にハッピーエンドを』 関係性のイチオシ!
「6ヶ月間だけ結婚生活を送ってほしい。その後は離婚しますから!」というクレアに「馬鹿にしているのか」と殺気を放ったアイザックでしたが、だんだんとクレアの身体の弱さを本気で心配していくところに優しさを感じます。
特にイクリプスがついクレアを乱暴に扱ってしまい、クレアが仮死状態になってしまったシーンでは、クレアを本気で心配し、またクレアの笑顔が見たいと思うほどにアイザックは自分の感情を自覚していました。目を覚ましたクレアをこれまで以上に大事に扱うアイザックの言動に大注目です!
ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!
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