【韓国同世界転生漫画】『捨てられた皇妃』あらすじ・登場人物・見どころ紹介

『捨てられた皇妃』作品概要

 『捨てられた皇妃』(漫画:iNAさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで連載していましたが、完結しました。韓国の小説(作者:Yunaさん)が原作で、ノベル版もピッコマで読むことができます(こちらも完結)。単行本はフロースコミックより7巻が既刊、2022年8月に8巻が発売予定です。

あらすじ

舞台は中世ドイツ風の帝国、カスティーナ帝国。
この国は神のお告げを重要視する国でした。

あるとき神殿から「皇太子の伴侶が産まれる」とお告げがあり、その後すぐに産まれた主人公アリスティアは周囲から将来の皇后になると信じられていました。

皇太子ルブリスが皇帝の位について、あとはティアを皇后として迎えるだけというそのとき、事態は急変。異世界から少女が現れたのです。

少女と皇帝は恋に落ち、嫉妬に狂った悪女として処刑されてしまったティアは、ベッドの中で目を覚まします。そして、幼い頃に時間が巻き戻っていることに気づきます。

2度目の人生では自分の命も父親の命も守るため、素直に周りの人々に頼ることを覚えるティア。そんな彼女に1度目の人生では関わることのなかった友人たちもできていきます。

果たしてティアは皇太子の婚約者から逃れ、神のお告げから逃れ、幸せになることができるのでしょうか!?

時間が巻き戻ってしまった少女の、運命から逃れる戦いが始まります。

主人公の人物紹介

アリスティア・ラ・モニーク(ティア)

帝国の重臣であるモニーク侯爵のひとり娘で、父親譲りの美しい銀髪を持つ少女。「皇太子の伴侶が誕生する」という神のお告げがあってすぐ産まれたために、皇太子ルブリスの婚約者として育ちます。

幼い頃から厳しい皇后教育を受けていて、小さい頃から礼儀正しく作法も完璧でした。突然異世界から現れた少女・美優に皇帝となったルブリスが愛情を向け、自分より身分が上の皇后に選んだために、ティアは何もできない美優の仕事の代わりをするためだけの皇妃として後宮に入ることになります。

美優より先に妊娠したものの、流産。そしてすぐに美優が妊娠し、父親が美優暗殺未遂の犯人として処刑されたことで心を壊してしまい、髪かざりでルブリスを刺してしまいます。

16歳で皇帝殺害未遂の罪で死刑になったティアは、皇太子の婚約者に選ばれる前の9歳の時分にループ。2度目の人生では愛する父を守るため、皇太子の婚約者という立場から逃れようとするのでした。

が、今度は神からのお告げにより「皇帝の後継者」になってしまうことになります。

神のお告げにより左右されてしまう運命を自分の力で切り拓いていこうとする主人公です。

登場人物紹介

ルブリス・カマルディン・シャーナ・カスティーナ(ルブリス、ルブ)

カスティーナ帝国皇太子でありのちのちに皇帝になる青年。1度目の人生でティアが恋していた相手であったが、ティアと父親モニーク侯爵を処刑した張本人でもあります。

2度目の人生でティアやモニーク侯爵と関わるようになって、どうして1度目の人生でティアをあそこまで嫌っていたのか、その謎が解けていきます。

自身のトラウマでもあったその誤解をといて、ティアのことを心から愛するようになっていきますが、ティアの「モニーク家を継ぎたい」という願いを知り、皇帝としての判断と、ひとりの男性としての欲求の間で揺れ動いていきます。

正直ティアの1度目の人生を読んでいると「許せない…!ティア2度目は逃げて!!」と思ってしまうのですが、読んでいるうちにルブリスの幼い頃に直面したトラウマも発覚して、だんだんと応援してしまいました。

ケイルアン・ラ・モニーク(モニーク侯爵)

アリスティアの父親で帝国の重臣。
騎士団の団長も任されており、ルブリスの父である皇帝からの信頼も厚い人物でした。

ティア1度目の人生では美優殺害未遂の犯人として捕えられ、処刑されてしまいます。

仕事第一でティアのことより皇室に重きを置いていると周囲から言われていたために、ティアは素直に頼ることが出来ていませんでした。

ループしたティアが「パパ」と読んでくれたことが嬉しく、年相応に甘えてくれるようになったティアを溺愛するようになります。その様子は騎士団の部下たちからも揶揄われるほどでした。

ティアの母親であるジェレミアを心から愛していたために、先立たれて何年経っても独身のままでいるところに秘めた情熱を感じます。

アレンディス・デ・ベリータ(アレン)

帝国宰相であるべリータ公爵の次男で緑の髪の少年。幼い頃から神童と呼ばれていています。

頭が良すぎるために父であるべリータ公爵から自分に向けられる嫉妬心を感じ取ってしまい、家族の中で疎外感を覚えるようになってしまいます。

その父から目をかけられるくらい頭の良いティアに興味を抱いて、突然モニーク家に会いに訪ねてきます。実際にティアと会話をすることでティアの聡明さを気に入り、すぐさまティアに結婚を申し込みますが、ティアの父であるモニーク侯爵に反対されます。いったんは諦めはしたものの、2度目の人生でできるティアの初めての友達となり、ずっとティアのことを支え続けます。

カルセイン・デ・ラス

第一騎士団長であるラス公爵の次男で、赤髪の元気な少年。剣の練習をしはじめたティアと知り合い、一緒に練習を続けていくうちにティアのことを好きになっていきます。

少々甘やかされているためか、言葉遣いや素行は貴族らしくないところもあります。
思ったことをすぐ口に出してしまうところはありますが、ティアに対して素直に好きと言うところは、読んでいて一番男らしいキャラなのでは…と好感が持てました。

政略結婚で結ばれた両親を見て「静かにお互いを思い合う愛の形もあるんだ」と気づき、ティアのことを静かに見守っていくと決めます。

漫画の見どころシーン

ティア2度目の人生で異世界から美優が現れたところからこの漫画に政治的要素もかなり絡んできて面白くなっていきます。

1度目の人生では無邪気にただただルブリスとの恋愛を楽しんで、ティアにもフランクに接していた美優ですが、2度目の人生での美優はだ表情も性格も変わっていて、だいぶ棘のある人物に。美優を利用してモニーク侯爵を追い落とそうとするゼナ公爵という人物も現れて、皇帝派貴族派の争いも過激になっていくところが見どころです。

そして、ティアの母親であるジェレミアと若かりしモニーク侯爵の出会いのエピソドが素敵でした。1度目の人生では両親の話など聞かないまま死んでしまったティア。いかに母が愛されていたか聞かされて、嬉しそうにする表情を見ると感慨深いものがありました。

漫画の見どころポイント

9歳の頃に戻ったアリスティアがとても可愛く、甘えたり怯えたりする姿を読むとモニーク侯爵でなくともデロデロになること間違いなしです。

そしてそのモニーク侯爵とティアの親子のシーンは、ティアの1度目の人生を知っているぶん、どこを切り取っても読んでいるだけで涙が出そうになってしまいます。

カルセインと丁々発止のやりとりをするティアが一番いきいきとした表情を見せるし、この2人がくっつけば騎士の家柄同士うまくいくんじゃないかな…と思いはしますがなかなか上手くはいかず。
神から定められた「美優がもともとルブリスの相手だった」という運命に抗って、ティアとルブリスがどう結ばれていくのかがこのお話の最大の見どころです。

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