『ゴッド オブ ブラックフィールド』作品概要
『ゴッド オブ ブラックフィールド』(漫画:SINさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで連載中(2022年6月現在は休載中)です。韓国の小説(作者:雲さん、武将さん)が原作となっています。単行本の発売予定は未定です。
あらすじ
ゴッド オブ ブラックフィールドと恐れられていたフランス軍の傭兵・西恭弥はアフリカの戦地で背後から狙撃、つまり仲間から裏切りにあって死亡しました。
しかし恭弥の意識は目覚めます。病院で、しかも日本人高校生で、18歳の同姓同名の西恭弥として。自分は一体何故死んだのか?を調べますが、まともな情報は得られず。
そのまま高校生として生活しますが、不良達が恭弥にチョッカイを掛けてきました。高校生の恭弥はイジメにあっており、不良達は恭弥が退院したと知るや、さっそくイジメに来たのです。傭兵の中でもトップクラスの戦闘力を誇った恭弥は不良達を瞬殺。不良達と諍いを起こしているうち、学校教師の須賀美先生がアフリカの戦地で命を落としたダエルの転生体だと知ります。
こうして恭弥はダエルと協力しながら、自分達を裏切ったのは誰かを探り、そして復讐をするべく動き出すのでした。
主人公の人物紹介
西恭弥
18歳の高校三年生男子。イジメによって命を落としますが、それを機にフランス軍傭兵部隊として活躍していた同姓同名の西恭弥が転生しました。
西恭弥は傭兵として活躍していただけあって戦闘力は高く、降りかかる火の粉は力づくでも振り払うといった性格。ただ転生当初は普通の高校生だけあって体力はなく、不良達とのバトルシーンでは苦戦しそうになる場面もありました。不良達とのトラブルがきっかけで高校教師の須賀美先生がダエルだとわかり、ダエルの協力を得て体力面を鍛え上げます。
家庭環境ですが、転生当初は両親との関係に戸惑いを見せていました。しかし一緒に過ごしているうちに心の距離は狭まり、実の両親と感じる程の愛情を持ちます。
キャラ紹介
ダエル(須賀美先生)
高校教師として勤務する体格の良い体育教師。中身は恭弥と共に傭兵として活躍をしていたダエルですが、妻子と共に平穏な生活をしていました。生徒の恭弥が前世で親しくしていたゴッドオブブラックフィールドの恭弥だと知ると、恭弥と協力して前世の裏切りにケリをつけるべく動き出します。
傭兵だけあって戦闘力は高いものの、全盛期の恭弥には劣るといった位置づけ。恭弥を兄のように慕う戦友であり、須賀美先生となった今も恭弥を信頼しています。
京極堅志郎
警備会社の社長を務める人物。恭弥が身内の護衛を、彼の経営する会社に依頼したのをキッカケに恭弥との関係を深めていきます。温厚で表立って喧嘩等はしませんが、やる時はやる性格。
恭弥が普通の高校生ではないと気付いており、その実力は自分より上だと気付いています。その上で恭弥に警備員の指導をお願いしたり、堅志郎自身の復讐を手伝ってもらったりしています。
護衛に関しては有能で、恭弥の危機に駆けつけて事なきを得るという場面も。
スミセン
傭兵時代に恭弥と共に戦った戦友。かなりの女好き。恭弥を裏切り、生き残ってゴント社でアジア営業担当の理事として働いていました。
フランス語に精通した恭弥が父と共に取引先と会った際、スミセンの存在に気付きます。恭弥からタップリと仕返しを受けますが、恭弥に許してもらいます。今では恭弥と良い関係に。
白井美紅
恭弥のクラスメートで、高校三年生の女子高生。清純でお淑やかな雰囲気をしています。
ただ一度好きになると止まらないタイプ。恭弥と一緒に帰ろうとしたり、朝に待ち伏せしたり、恭弥が開いた運動部マネージャーを務めたりと真面目そうな外見とのギャップが凄いです。
漫画の見どころシーン
本作は凄腕の傭兵だった恭弥が復讐をするということで、バトルシーン多めとなっています。その中でも、vs首切り屋のバトルシーンは名場面だと感じます。
まず最初は京極堅志郎vs首切り屋から始まります。京極は以前、仲間を首切り屋に殺されており、その復讐戦ということで1vs1でバトルが始まります。
いかに京極が凄腕とはいえ、すでに一戦を退いている身。逆に首切り屋は今も現役で活躍しているだけあって戦闘力は高め。そのため京極は劣勢に追い込まれます。そこで恭弥とバトンタッチ。京極すら苦戦した首切り屋を制圧してのける恭弥がカッコ良すぎました!
漫画の注目ポイント
恭弥は高校生ながらも、前世は凄腕の傭兵で高いカリスマ性を持っています。英語はペラペラで、圧倒的な戦闘力も持ち、スミセンから奪ったお金で大金持ちでもあります。
そんな恭弥が女性からモテないはずはなく、色んな女性が恭弥に絡んできました。その中でも注目したいのは白井美紅!恭弥の事を好きになってからの行動力が凄いんです! 恭弥の登下校を待ち伏せして一緒に通学しようとしたり、恭弥の開いた運動部のマネージャーを務めて放課後も出来るだけ一緒にいようとしたり。デートの時の笑顔がとても印象的です!