【韓国漫画紹介】(異世界転生系)『よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る』あらすじ・キャラ・見どころ紹介

『よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る』作品概要

 『よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る』(作画:AhBinさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで連載していましたが、完結しました。韓国の小説(作者:Nokki さん)が原作となっています。単行本はフロースコミックより3巻が既刊、2023年1月に4巻が発売予定です。

あらすじ

大好きなファンタジー小説の妃カナリアとして転生した主人公。でもその小説の中で、妃は悪女として有名で…。最終的にはあまりの悪行ぶりに皇子セザールの手で処刑される結末を迎えることを知っている主人公は何とかしてバッドエンドを回避しようとセザールとの離婚を決意します。

離婚後は命の危険を感じずに静かにゆっくりと暮らすことを夢見て、皇后や皇子の護衛騎士など周囲の人間関係を上手く保ちながら、小説のあらすじを知っていることを強みに生死の崖っぷちを走り続けるカナリア。最初は周りが敵だらけだったカナリアも徐々に自分の味方を増やしていきながら、果たしてカナリアは無事にセザールとの離婚を成し遂げることが出来るのでしょうか。

主人公のキャラ紹介

カナリア

読んでいた大好きなファンタジー小説に登場するカナリアとして転生してしまったごくごく普通の女性で、小説内ではピンク色のロングヘアーと透き通った緑の瞳が特徴的なドレスが似合う美しい妃。

カナリアの生まれは男爵家ですが、多額の借金がある没落した貴族です。ファンタジー世界の皇子セザールの妻となる運命で、悪女であることから最終的にセザールの手で処刑されるシナリオを回避しようと奔走します。その回避する計画を立てる慎重さや聡明さを持つ女性で、またその一方で計画を実行するためには自身の危険をも厭わないといった大胆な面も併せ持った性格です。好きな男性に対する女性的な行動と周囲の人々を守る男性的な魅力もあります。

主要キャラ人物紹介

第一皇子セザール

艶のある美しい黒髪で容姿端麗。カナリアの夫となる人物で、将来的に一国の皇子となります。前妻と皇帝との息子であり、皇帝からの厚い信頼を得る一方で、現皇后エブゲニアには第二皇子息子ノアがいることから疎まれる存在となっています。また、実母は皇室の召使であったことから、現皇后エブゲニアの手によって葬られてしまう辛い過去を持っていて、皇后に対して強い敵対心を抱いています。過去の経験から疑心暗鬼の性格です。

ノア

金髪の髪を持つ帝国の第二皇子で現皇后であるエブゲニアの実の息子です。陰謀にまみれたエブゲニアとは正反対に非常に優しい性格で、第一皇子セザールと主人公カナリアとも幼少期からとても仲が良いです。王位継承権争いよりも兄であるセザールを想う気持ちの方が強く、また実母であるエブゲニアを想う気持ちも強い情に溢れた好青年です。小説内でもカナリアとセザールの助っ人的な存在で、次ぐ登場頻度の高い主要人物です。

グレイシー

薄紫色のセミロングヘアーを持つランカスター家の令嬢です。気の強い性格で言いたいことははっきりと主張します。最初はカナリアと馬の合わない様子でしたが、話が進んでいくうちにカナリアのサポート役的なポジションとなります。

イーサン

第一皇子であるセザールに仕えている護衛騎士の一人です。金髪に淡い青い瞳を持ち、セザールに対する強い忠誠心を持っている真面目な性格で最初は疑念を抱いていたカナリアとも徐々に信頼関係を深めていきます。

漫画の見どころシーン

冒頭では、処刑というバッドエンドを回避するために皇子セザールとの離婚のためにあれやこれやと奔走するカナリアですが、話が進んでいくうちにセザールに対して恋心を抱いていくストーリーが魅力的です。小説のシナリオを知っていることを武器にセザールを助け、セザールが皇后の策略によって激戦地へと送り込まれた時のカナリアの不安な気持ちに感情移入が止まらず、セザールが無事に帰ってきたシーンでは気が付けば涙が溢れてしまうほど感動します。

キャラの注目の関係性

セザールとカナリアの関係性に注目です。お互いに疑い深く、距離を置いていた幼少期から、年齢を重ねるにつれて徐々に信頼を築いていきいつの間にか惹かれあっていて…。
最終的にはお互いにとってなくてはならないかけがえのない存在となっています。相手の命が危ない時には自分の命を投げ出してでも相手を守るようなシーンも多く、恋愛シーンはもちろんアクションシーンでも魅入ってしまうほど2人とも容姿端麗で素敵な登場人物です。
とても魅力的な作品なので是非読んでみてください!

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