【韓国異世界転生漫画】『その悪女に気をつけてください』あらすじ・キャラ・見どころ紹介!

『その悪女に気をつけてください』作品概要

 『その悪女に気をつけてください』(漫画:Blue Cannaさん/脚色:Berryさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで木曜日に連載中(2022年10月現在)です。韓国の小説(作者:Soda Iceさん)が原作となっています。単行本はラワーレコミックス+より1巻が既刊、2巻の発売予定は未定です。

『その悪女に気をつけてください』あらすじ

 日本の女子大生が事故により死んでしまい、何故か『愛するアイツら』という小説の中の異世界に、悪女メリッサ・ポジェブラトとして転生してしまうお話です。転生前のメリッサが犯した悪事の尻拭いをした後は、公爵令嬢として優雅な人生を送りたいと考えているのですが、なかなかそうもいかず、メリッサを慕っているナインや、侍女のヨナと共に、小説の主人公ユーリに対して歪んだ愛情を向けるクズ男達4人に立ち向かう異世界物語です。

メリッサの人物紹介

 メリッサ・ポジェブラト。『愛するアイツら』という小説に登場する悪女。事故に遭わなければ、高血圧で死んでいたのではないかと思うほど苦労していた日本の女子大生が転生する。
 転生後の彼女は、悪女になるつもりも、聖女になるつもりも、逆ハーレムを作る気も無く、メリッサが犯した悪事の尻拭いをした後は、公爵令嬢として優雅な人生をおくりたいと考えている。
 思い立ったら直ぐに行動する性格。帝国の皇太子であり、メリッサの婚約者でもあるイアンに何度も婚約破棄の手紙を送ったり、イアンを言葉で泣きそうになるまで言い負かせてしまったり、男勝りな部分もあるが、友達思いなところもある。

イアンの人物紹介

 イアン・バシレイオス。帝国の皇太子であり、メリッサの婚約者だが、小説ではユーリに惚れてしまう。
 遊び人で浮気症。メリッサが自分を好きな事を知った上で、わざと他の女性を誘ってイチャイチャしている所を見せつけ、メリッサをいじめて楽しんでいる。メリッサが浮気相手の女性に激しく怒りをぶつけていようとも、自分のとった行動に何も感じていない、呆れるほど残念な性格。メリッサに婚約破棄を言い渡され、メリッサに言葉で言い負かされると、泣きそうになるような弱い男。

ユーリの人物紹介

 小説『愛するアイツら』の主人公。元は平民だったが、魔力が高かったため、男爵家の養女として迎えられる。小説ではイアン、ジェイク、ジャック、ピーコックの4人の男たちに惚れられることに。
 ユーリがピーコックに求婚を迫られて困っているときに、メリッサがピーコックに宣戦布告し、ユーリを守って以来、ユーリはメリッサを格好いいと思い、慕っている。
 小説が誰かに読まれるたびに、同じ物語を繰り返さなければならないことに、ユーリはウンザリしており、その繰り返し同じ事をしなくてはならない世界を打ち破ってくれる人物がメリッサであることに期待している様子。

ジェイクの人物紹介

 メリッサの弟で、スナイパー。姉とは不仲。引っ込み思案で、一人になれる所が好き。お気に入りの場所があり、よくそこにいる。
 ユーリに惚れていて、自分では影から見守っているつもりだが、ユーリからするとまるでストーカーに常に見張られているようで少し怖い。それに気づいた姉のメリッサは、狩りのイベントでユーリの魔法を使い、ジェイクをウサギに変身させ、自分が狩りの対象になる事がどんなに怖いかを、自分の体で思い知らせたことも。

ジャックの人物紹介

 狼人間。ポジェブラト家に匿われているナインを狙って、家に侵入しようとしたが、メリッサが剣で弾き飛ばし、地面に叩きつけた。なかなか負けを認めない、負けず嫌いな性格。
 狼人間が同類につけられた傷は痕が残ること、ナインに舞踏会で傷つけられた痕がジャックには今でも残っていることから、ナインも狼人間であると主張する。

ピーコックの人物紹介

 大富豪。商人というだけで貴族にないがしろにされてきたと思いこんでいる。
 平民からエリザベス家へ養子として迎えられたユーリのことも、勝手に自分と同じ境遇だと決めつけていて、商人という立場を利用してユーリの家に訪問、ユーリに求婚をする。ユーリと結婚し、そばに置いて束縛したいと思っている。
 メリッサとの勝負に負けて、メリッサを憎んでいる。メリッサに毒を飲ませようという計画も立てていたが、メリッサが先回りをして失敗に終わる。

ヨナの人物紹介

 ポジェブラト家の侍女。私がいなくても生きていけるのか?と主人であるメリッサに平気で聞いたり、皇太子との婚約破棄の手紙を届けるように頼むと、面倒くさいとはっきり言ったりする、本当に侍女なのかと思うくらいにヒドい態度をとる。金の亡者。
 しかし、いざメリッサに困ったことが起きると、(お金と休暇さえ与えれば)何でもこなしてくれる優秀な侍女。

ナインの人物紹介

 弱っていたところをメリッサに助けてもらった男性。一族を裏切ったことで、舌と牙を抜かれていて喋る事が出来ない。メリッサのことを主人のようにかなり慕っている。ユーリの魔法のお陰で舌と牙を取り戻して、メリッサの名を呼べることを心から喜んでいる。
 ユーリをライバル視していて、自分も負けないようにしなければと張り切る頑張り屋さん。狼人間のジャックとも何か因縁がある様子。

私の推しキャラ・見どころをご紹介!

 メリッサの明るくて友達思いで、男勝りな性格が凄く好きです。皇太子に対して、『万年発情期なんですか?』とはっきり言ったり、狩りのイベントで弟を魔法でウサギにして、狩られる側の気持ちを知りなさいとユーリの気持ちを代弁してあげたりしている姿が、ずる賢いですが楽しそうで好きです。
 ピーコックがユーリに求婚したシーンでは、ユーリが嫌がっている事に気づいて自分が勝負を申し込んだり、メリッサの潔くて友達思いなところがとても印象的でした。「一番大切な物が自分」というのもはっきりしていて格好いいと思いました。ヨナの扱いが上手で、そこも見どころです。

 ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!

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