【韓国異世界転生漫画】『皇帝の一人娘』登場人物紹介~リア・カイテルの魅力とキュンなシーン♪

『皇帝の一人娘』作品概要

 『皇帝の一人娘』(漫画:RINOさん)は無料マンガアプリ・ピッコマで連載していましたが、完結しました。韓国の小説(作者:YUNSULさん)が原作となっていて、ノベル版もピッコマで読むことができます(こちらも完結)。単行本はフロースコミックより13巻が既刊、14巻の発売予定は未定です。

『皇帝の一人娘』あらすじ

「リア」の人生は、25歳の若さであっけなく幕を閉じてしまう。 ところが、どういうわけか目を覚ますと天下を取る皇帝の一人娘に!? 皇女となったリアを待ち受けていたのは、最強のツンデレパパ「カイテル」。 大陸に悪名と恐怖を轟かせた血も涙もない暴君、身内にも容赦ない非情なこの男の下で、果たしてリアは生き残れるのだろうか!? そんな父親との日常をたくましく生き抜く娘の奮闘記、いよいよ始まる!!

ピッコマより引用

リア(アリアドネ)の人物概要

 リアは皇帝カイテルの一人娘ですが、前世は日本に住むごく普通の25歳でした。その時の記憶と、25歳の女性としての感覚を持ち続けたまま、生まれ変わったので、自分の身に巻き起こることや回りの様子を赤ちゃんの姿をしながらも冷静に受け止めている人物です。

リア(アリアドネ)の魅力①

 皇帝の娘として始まる話ですが、当初リアは赤ちゃんです。見た目は幼いのに中身は生前の25歳の女性なのでその冷静な心の声にギャップがあり、だんだんそのギャップにハマります。例えば、おしゃぶりをしたりミルクは飲む可愛い生活をしているけれど、皇帝である父のカイテルにちょっかいを出されると『何すんのよ!』と心の中で叫び、立派に反抗する場面があります。

リア(アリアドネ)の魅力②

 リアのツッコミが激しくて面白いです。話の前半はまだ赤ちゃん時代なので、周りには大人ばかりで話が繰り広げられます。国の皇帝である父やそれを取り巻く大人たちとのシビアなシーンも数多くありますが、赤ちゃんの姿で聞き耳を立てたり、寝たフリをしたり、または抱っこされたりしながら、その大人の会話に大人なツッコミを入れます。例えば、カイテルとドランステがリアを挟んでちょっと取り合いになるようなシーンで、「えっ?これ、もしかして昔ドラマで見た、イケメン男二人が女性を取り合って『私のために争わないで!』ってやつ~?」と冷静にちょっとおもしろがって?!心の声を出してます。

リア(アリアドネ)の魅力③

 リアは見た目が赤ちゃんでも、心は25歳の女性なところ。赤ちゃんなので、リアのことをみんなが抱っこしてくれます。抱かれ心地には敏感なリアですが、皇帝である父カイテルに抱っこされるときは、怖がったり嫌がったりしながらも、においや抱き方に心地よさを感じ、更にはイケメンのカイテルに惚れ惚れしちゃうシーンもあります。

リア(アリアドネ)とセルイラのキュンなシーン

 リアの乳母としていつも近くで世話をしてくれるセルイラも皇帝カイテルのことは恐れていて、怒らせないように気を付けているはずなのに、リアがカイテルの髪の毛を引っ張り引き抜いてしまい、それを口に入れようとするシーンでは、「そんなものを食べてはいけません!」とリアを叱りつけます。「髪はばっちいですからね!口からペッしてください」と言ったシーンには爆笑しました。セルイラはリアを溺愛し、とてもかわいがってくれています。それ故の叱りつけだと思ったけれど、仮にも皇帝の髪の毛を汚いもの扱いするなんて大物だ…と思いました。

リア(アリアドネ)とドランステのキュンなシーン

 リアの心の声が聞き取れるドランステは、リアに興味?好意?があるのか、しょっちゅう現れては消える、人間ではなさそうな不思議な人物ですが、リアにからかい半分に、自分の奥さんにならなかいか?と言ったシーンはキュンでした。前提としてドランステもイケメンなので、そんなカッコいい人にそんなことを言われたら、見た目は赤ちゃんでも中身が25歳の女性ならキュンだろうな…と感情移入してしまうシーンです。

カイテルの人物概要

 アグリジェント帝国の皇帝であるカイテルは暴君で、権力を使い、大量虐殺も躊躇せず、抱いた女性も皆殺しにするような人物です。周りの人から「血の皇帝」と呼ばれ恐れられていました。そんなカイテルが、ある女性との間に生まれた我が子に、アリアドネと名前を付けて一緒に暮らしていきます。どうしてカイテルは唯一リアだけは殺さないどころか、次第に可愛がっていくようになったのか、そのあたりがとても興味深いキャラクターです。

カイテルの魅力①

 その美しい容姿です。日課である剣の訓練をすれば、周りにはすぐに見学する女性からのキャーキャーと言う黄色い声が響きます。しかも、多くの女性が皇帝の容姿と地位に惹かれ、子どもを身ごもってしまうほどのカッコよさです。

カイテルの魅力②

 そのミステリアスな性格です。自分の娘、リアに対して「呪いなのか?それもまあ、面白い。お前に呪われたらどうなるのか楽しみだ」と言って額に口づけをするシーンがあります。不思議な雰囲気を醸し出すカイテルは、何を考えているか全くわからない人物です。

カイテルとアシシのキュンなシーン

 自分自身を汚れた存在だと思い、生きていく理由すらわからないまま、絶望の真っ只中にいたアシシの心をカイテルが救ったシーン。自分の辛い気持ちに寄り添ってくれたカイテルにアシシは忠誠を誓い、「汚らわしいこの命をどうぞお使いください」と申し出ます。二人はただの主従関係ではなく、心の通った特別な存在となったシーンに、カイテルの意外な一面も垣間見れ、男性同士のシーンですがキュンとしました。

リア(アリアドネ)とカイテルのキュンなシーン

 皆が冷酷な性格と思っているカイテルは、自分の娘に対しても他ではなく何かあれば容赦なく「殺す」と言う雰囲気を醸し出していたはずなのに、毎日一緒に暮らしていくうちにリアに情が湧いてきた?と思わせるシーンがあります。リアを撫でようとするドランステにまさかのヤキモチを焼き、黒い刀身の剣を、ドランステに突きつけました。人に対してそんな気持ちを抱くはずがないと思って読み進めていたときのキュンなシーンでした。

 また、ある日突然、カイテルが「自分がリアを風呂に入れる」と言い出して、リアとセルイラを驚かせたシーンがあります。セルイラが見守る中、カイテルはリアの体を洗い始めますが、この時点でドキドキしてしまいます。力加減がわからないカイテルは、当たり前ですが、今まで子供をお風呂に入れたことのないのでぎこちないです。誤って力を入れてごしごしとリアの体を洗ってしまい、リアの体は赤くなってしまいました。セルイラが赤ちゃんの肌が柔らかくて弱いことを説明したりしながら、カイテルは子供をお風呂に入れることがこんなにも難しいものなのかと実感するシーンですが、私は中身が25歳の女性であるリアはどんな気持ちでお風呂にはいってたのか…と赤面してしまうくらいキュンなシーンでした。

 ぐっすり眠ってスッキリ起きたリアが背伸びをしていると、カイテルが朝の挨拶をしてきました。残虐なカイテルが挨拶をする、これだけでもキュンなのですが、服が乱れ、気だるげな様子のカイテルは色気がムンムンで、さすがのリアも「パパの色気は寝起きが一番ヤバい!!パパ!寝起きの姿を女に見せちゃダメよ。」と心で叫ぶシーンがキュンでした。どんなに中身が極悪でも見た目が抜群なので、少しの優しさが垣間見れただけでもキュンキュンなです。

『皇帝の一人娘』感想

 リアとカイテルが中心人物になって動いていくお話ですが、リアのキャラクター設定が面白くて、なおかつ成長する過程が、細かく丁寧に描かれているので、シビアなシーン、ほっこりするシーン、綺麗なシーン、残酷なシーン…全てが想像しやすく感情移入してしまう面白くてハラハラドキドキなマンガだと思います。

 ぜひ読んで楽しんでみてくださいね!

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